4月29日 昭和の日です
昭和の日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす国民の祝日。1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇崩御ののち、それまでの天皇誕生日である4月29日を「生物学者であり自然を愛した昭和天皇をしのぶ日」として「緑の日」とすることとなった。2007年よりこの日を「昭和の日」とし、5月4日が「みどりの日」となった。
2019年は平成31年ですが5月から令和元年になります。
生前退位なされることにより、皇太子さまが新天皇となり、元号が令和になるのですね。
けれども昔、大昔は世代が変わることだけが改元の理由にはなっていない元号もあるんです。
今回はさまざまな歴代元号の改元理由を調査
そこには当時の日本がとても大変だったこともわかります。
元号が残ってるのってもう日本だけなんですね。だからこそ分かる歴史もあります。
最初の元号は 大化(645)
645年大化の改新と教科書でもならうこの文字が最初の元号、なんですが、その後何度か元号が使われない時代がありまして、続いているという意味で最初の元号を701年の 大宝 としている学者もいるそう。☑意外な理由で改元された元号
慶雲(704-708)
綺麗な雲を発見したため
霊亀(715-717)
珍しい亀が献上されたから
養老(717ー724)
天皇が岐阜にある滝に感動したため
神亀(724-729)
白い亀が出現したため
天平(729-749)
背中に「天王貴平知百年」と刻まれている亀を発見したため天平宝字(757-765)
蚕が珍しい文字を作ったため
神護景雲(767-770)
綺麗な雲が出現したため
宝亀(770-781)
珍しい亀を見つけたから
天応(781-782)
伊勢にて綺麗な雲が出現したため
嘉祥(848-851)
白い亀が見つかったため
天安(857-859)
白い鹿が見つかったから
関連リンク:Twitter木下さんのツイートより参考、引用
意外も意外、発見による改元が多い!
昔の替え方には驚きです
☑災害や事件による改元
仁和(885-889)
改元後、巨大地震が発生
延長(923-931)
日照りや水害のため
天慶(938-947)
平将門の乱、藤原純友の乱のため
天徳(957-961)
旱魃のため
天延(973-976)
天変・地震による
貞元(976-978)
宮中火災・近江地方地震による
天元(978-983)
天変地異と厄年のため
永観(983-985)
旱魃や皇居火災のため
永作(989-990)
地震とハレー彗星出現のため
長元(1028-1037)
疫病・旱魃による
長久(1040-1044)
大地震・内裏火災による
寛徳(1044-1046)
疫病・旱魃による
永長(1096-1097)
地震による
康和(1099-1104)
災害続くため
保延(1135-1141)
飢饉・疫病・洪水のため
久安(1145-1151)
ハレー彗星出現のため
仁平(1151-1154)
風水害のため
文治(1185-1190)
巨大地震による
建久(1190-1199)
厄年
建永(1206-1207)
赤斑そう流行
文暦(1234-1235)
地震
嘉禎(1235-1238)
地震
暦仁(1238-1239)
天変
弘安(1278-1288)
疫病
永仁(1293-1299)
鎌倉大地震
応長(1311-1312)
病事
正中(1324-1326)
大暴風被害
元徳(1329-1332)
疫病
貞和(1345-1350)
彗星おる水害被害
延文(1356-13261)
兵革
嘉慶(1387-1389)
疫病
天授(1375-1381)
山崩れ
享徳(1452-1455)
疫病
康正(1460-1466)
戦争多発
文明(1469-1487)
応仁の乱による災害
元亀(1570-1573)
戦乱
天正(1573-1592)
戦乱
宝永(1704-1711)
地震・火災のため
万延(1860-1861)
江戸城炎上のため
慶応(1865-1868)
京都兵乱
関連リンク:改元理由をしると日本は災害大国だと思い知らされる
これだけでも1部の元号の抜粋なんです。
日本がどれだけ災害が多いか分かることもあると思います。
決して毎日が安全とは限らない。
だからこれからも防災意識持ち続けていきましょう
令和になっても。
その先もずっと。
みなさんが安全に暮らせますように。