ゲシュタルト崩壊
辞書的な説明:知覚に起きる現象のひとつで全体性をもった構造(ゲシュタルト:ドイツ語)が個々のまとまりに崩壊してしまう現象のこと。
何か文字を見てて「あれ、こんな文字だったっけ」や「なんでこの文字はこういう形しているんだろう」と思い始めたらゲシュタルト崩壊は始まっています。
1番上の辞書的な説明で「全体性をもった構造」と書きました。
そうなんです、文字以外でも起こります。
幾何学的な図形、はたまた顔(/・ω・)/などでも起こりうるのです。
またまた補足ですが、視覚のみならず、聴覚にも起こるようですよ。
あれこんな文字だったっけ?ということは、もしかしたら名前を知らないだけで起きていたことがあるという人も少なくないかもしれませんね。
なぜゲシュタルト崩壊は起きるのか
疲れなどによる感覚の鈍りではなく、比較的高次の認知情報の処理過程において発症するということがわかるのみである。
(Wikipedia一部抜粋、一部改変)
脳の奥底に隠された神秘ということで、今はここまでにしておきましょう…
ゲシュタルト崩壊起きやすい文字ランキング
1位:借
2位:若
3位:粉
文字の「音」を気にするのではなく「文字の構造」を気にすると起きやすいようです例えば1位にある「借」ですが、ずっと見ていると「イ」と「昔」、または「昔」の部分も上部分と下部分で分かれて見えるといったような感じです。
見えた…でしょうか…
もしくは、何回か文字を書くときに、並んだ同じ文字を見るときにも起きることもあります
借借借借借
若若若若若
粉粉粉粉粉
これ以外の文字でももちろん起きることがあります